篠井英介

1958年12月15日生まれ、石川県出身。1984年、男優だけのネオかぶき劇団「花組芝居」に参加。看板女方として人気を博す存在となる。1990年退団後は女方のみならず、中性的な役や、悪役など、変幻自在の演技派俳優として活躍中。朗読やナレーションも得意とし、本人が取材・構成も担うNHKラジオ「マイあさ！篠井英介のシアターへの招待」では演劇への博愛溢れた情報をユーモラスに発信。92年、第29回ゴールデンアロー賞演劇新人賞受賞。14年、石川県観光大使に任命。また日本舞踊の宗家藤間流師範名取・藤間勘智英の名を持つ。美しい言葉遣い、立居振る舞い、所作を演者として大事としながら、あらゆるジャンルを飄々と超越する存在として、演劇そしてエンターテイメントと真摯に向き合う姿勢を貫いている。近年の主な出演作に、【映画】『アイ・アムまきもと』『ある役者達の風景』『HOMESTAY』(22)、『マスカレード・ナイト』(21)、【ドラマ】『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(19・NTV)、『トレース～科捜研の男～』(19・CX)、【舞台】『眠くなっちゃった』『人魂を届けに』『藤十郎の恋』『逃げろ!～モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ～』(23)、『邂逅』『天守物語』『アユタヤの堕天使』(22)などがある。